皆さん、こんにちは〜!!歯科衛生士のYです〜〜*\(^o^)/*
最近マスクをしているので、装置の見た目を気にせず表側のワイヤー矯正の治療を選択する方が増えてきた気がします(๑˃̵ᴗ˂̵)
ワイヤー矯正は汚れが溜まりやすいので、口臭の原因になる事も、、
マスクをしていても口臭は隠せません💦💦
毎回磨いているから大丈夫だ!!と言う方や矯正治療をしていない方でも、正しく磨けてないと汚れは落ちません。
そのまま放置してしまうとせっかく綺麗に並べた歯が歯周病で歯を失ったり、虫歯になってしまいます。
そうなる前に!正しい智識を身につけて虫歯や歯周病にならないようにしましょう。
★虫歯とは★
虫歯が出来るメカニズムを簡単に言うと、お口の中にいる虫歯菌がお砂糖などの糖分を栄養にして、酸を出します。
歯はとっても硬いですが、酸には弱いので放っておくと徐々に歯を溶かしていき最終的には歯に穴を空けます😱
分かりやすく言うと、虫歯菌は甘いものを沢山食べた後、虫歯菌がうんち(プラーク、歯垢)をして、それが歯にくっついて歯を溶かすのです!!歯ブラシは便器ブラシの役割ですね🦷
⇧イメージ図*
★歯周病とは★
まず、歯周病とは生活習慣病のひとつであり、歯を失う最大の原因が歯周病です。
日本人の約8割が歯周病に罹っていると言われていて、痛みも出にくいので気づかないうちに進行している事が多く、痛いと感じた時には、重度になっている可能性が高いです。
歯周病とは、大きく分けて歯肉炎と歯周炎に分けられます。
歯肉炎とは…歯茎が炎症している状態。
症状として、
・歯を磨くと歯茎から血が出る
・歯茎が赤い
・歯茎が腫れている
などが挙げられます。
この時点で正しい治療を受ければ元のように治ります。
歯周炎とは…歯肉炎が進行して、歯を支えている骨を溶かしている状態。
症状として、
・歯茎が下がってきた、以前より歯が長く見える。
・歯が浮いている感じがする。
・歯がグラグラしている。
・口臭がする
・噛むと痛い
・口臭がする
・膿がでる
などが挙げられます。
歯を支えている骨は、一度溶けてしまうと元に戻る事はほとんど有りません。
これらの症状が当てはまる方、心当たりがある方は一度歯医者さんに診てもらいましょう。
★お口のの健康は、全身の健康にも影響する!?★
・子どもや若い人は歯周病にならない。
・痛くなったら、歯医者さんに行けば大丈夫。
・歳を取ってるので歯を失なってしまっても仕方ない。入れ歯にすれば大丈夫。
・私は歯が強いので、歯医者さんに行かなくても大丈夫だ。
などと思っていませんか??
その間違った考えや、情報で知らず知らずのうちに歯周病が進行している可能性が有ります!!
歯周病が進行すると、お口のトラブル以外にも様々な病気や症状を引き起こすおそれが有ります。
歯周病が必ず他の病気を招くと言うわけではないですが、歯周病によって発症したり、悪化すると言われている病気や症状、トラブルがあります。
〜歯周病から誘発される病気〜
・動脈硬化などの血管系の病気
・心臓の病気
・肺炎などの呼吸器疾
・早期・低体重児出産
・糖尿病 など
この他にも、高血圧や高脂血症、腎炎、関節炎、皮膚疾患など、自身の命に関わるものから、胎児に影響するものまで多大な健康被害の元凶となることもあります。
お口の健康は、身体の健康にも繋がっていきます。
普段の何気ない歯ブラシも少しポイントを抑えるだけでお口の健康は左右されます。皆さんも是非見直してみましょう。
★磨きにくい所、汚れが溜まりやすい所★
歯と歯の間、歯と歯茎の間は汚れが溜まりやすく、磨き残しが多い部分になります。
これに加え磨き残しが多い部位をご紹介します。
➀下顎の前歯の裏側
➁下顎の奥歯の内側
➂上顎の奥歯の頬側
写真のように黄色くマークしている部分は、歯垢(細菌の塊)が溜まりやすく磨きに残しが多い部位になります。
この部分に加えて、ワイヤー矯正されている方は更に矯正器具の周りに汚れが溜まりやすくなります。
ブラケット装置の周り
ブラケット装置の下(フックがある部分)
鏡やベロで触ってみて確認してみましょう!!🪞
・鏡でよく見てみると歯がツルツルしていなかったり、もこもこ何か白いものが付いてたり、黄色くベタベタしているところは有りませんか??
・ベロで触ってみるとザラザラしていたりネバつく感じは有りませんか??
・歯茎が赤く腫れてたり、血が出てくるところは有りませんか??
▶︎▷▶︎▷この様なところは、磨き残してしまっているところかもしれません!!😱😱
★正しい磨き方とは??🪥👄★
ポイントはこの3つ!!
➀歯の面に歯ブラシの毛先を直角にあてる。
➁力をかけすぎない。
➂歯ブラシの毛先がパラパラと動く様に動かす。
この3つのポイントを抑えれば誰でも簡単に歯垢(歯石になる前の細菌の塊)を落とす事が出来ます!
皆さんも是非実践してみましょう!!
次回、詳しくこの歯ブラシ方法のポイントついてご紹介していきたいと思います。
それではまた〜👋👋