新年明けましておめでとうございます。矯正医の槇本です。
今年もスタッフ一同、地域の皆様に笑顔になって頂けるような治療を目指していきます!どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて新年初めのブログは、ホワイトニングについてです。患者さまから多く、歯を白くしたいと多くお問い合わせがあります。
ホワイトニング
ホワイトニングとは、歯の黄ばみを分解して自然な白さに導く施術です。医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニング、その二つを併用するデュアルホワイトニングの3種類があります。天然の歯を白くするので、自然な白さを目指せます。
では、なぜ歯は黄ばむのでしょうか。
歯の黄ばみは、表面の汚れではなく歯自体が加齢や生活習慣、遺伝、抗生物質の影響などによって黄ばむことで起こります。
加齢や生活習慣による黄ばみは、少しずつ進行するため自覚しにくく、30歳前後で気になり始める方が多いです。
『黄ばみ』を改善する場合は、ホワイトニングしか改善方法はないのですが、患者さまの主訴を詳しく伺うと、気になるのは黄ばみではないのでは?と思うこともあります。
以下の写真をご覧ください。
左はbeforeで、右はafterです。明らかに、全体的に歯が白くなっていますよね。
ですが、実はホワイトニングしておらず、クリーニングのみをしているんです。なぜなら、beforeの茶色い色の正体は着色、つまり汚れだからです。
クリーニング
歯のクリーニングとは、歯に付着した汚れや歯石を取り除き、歯の表面を滑沢にきれいにする施術です。歯の汚れの原因には、お口の中の細菌が関係しています。お口の中には常に 1000 億個もの細菌がいます。食べかすなどを栄養に、細菌は増殖し歯の表面にバイオフィルムというネバネバした細菌膜を作ります。
このバイオフィルムがあると、汚れや細菌を吸着し、汚れの付きやすい歯になるのです。また、ワインやタバコ、コーヒーも着色の原因となります。
これらの着色は、一見黄ばみと同じように見えるため、クリーニングではなくホワイトニングを希望される方が多いのです。
クリーニングは、歯を審美的にもきれいにしますし、衛生面でもきれいになるため、歯の長持ちに繋がります。当院では、保険治療での定期的なクリーニングを推薦しています。
歯のホワイトニングにご興味ある方がいらっしゃいましたら、まずはカウンセリングにいらしてください。お口の状態を見極め、クリーニングか、ホワイトニングかどちらが必要か適切な処置をご案内いたします。
ホームページ、あるいはお電話でご予約を受け付けております。ご来院の際には、マスクの着用と受付での検温、手指消毒をお願いしております。ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。