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南千住小児歯科矯正歯科のブログ

前歯で咬めない…!開咬のお話

こんにちは。矯正担当医の槇本です。今回は、開咬についてです。

このような咬み合わせは、ご自身では意外と不正咬合と気付かない場合が多く、歯医者さんで指摘されて初めて気付かれる方が多いです。

ですが、将来的に歯が割れやすくなったり、空気が抜けるような発音になったりと機能的に良くない状態なので、治療の必要性は高いです。

開咬とは

上と下の前歯で食べ物をかみ切ることができないような咬み合わせを開咬と言います。つまり、上と下の前歯が当たっていない状態を表します。

開咬は、食べ物を咀嚼することができず胃腸障害の原因となることや、タ行やサ行の発音の発音障害につながると言われています。

開咬の原因

・長期間にわたる指しゃぶりにより、上下前歯にすき間ができる

・飲み込む時に、前歯のすき間に舌が出る(舌癖)

・扁桃腺肥大や鼻炎などにより、口呼吸になる

・下顎の骨格的な成長方向が、下方成分が強い

・舌の下についているひもが短い

このように、習慣による要因や、骨格による要因などが原因となります。その中でも、舌癖がポイントになってきます。

舌癖とは

舌を前に出したり、口を開けて上下前歯の間に舌をはさんだり、舌で裏側から歯を押したりする癖を舌癖、と言います。

通常、私たちは意識せずに1日1500~2000回ぐらい飲み込み(嚥下)をおこなっています。舌癖があると、前歯を押す舌の力は普通の人の3倍ぐらいになります。

その結果、唾液や食べ物をのどへ送る舌の動きがわるくなります。

最近の研究では、飲み込み時の舌の力だけでなく、リラックス時の舌の低い位置(低位舌)が歯並びを悪くするとも言われています。

 

原因は、

・成熟型の嚥下に移行せず、幼児型の嚥下が残っている状態

・アレルギー性鼻炎

・指しゃぶりなどによる口呼吸

 

舌癖の改善には、MFT(口腔筋機能療法)が必要です。

MFTの目的は、この癖を取り除き、正しい舌の位置、飲み込み方を身につけることです。

口周りの筋肉が弱く、舌を正しく動かせないため、筋肉のトレーニングを行いながら、正しい習慣を身につけていきます。

 

どうやったら治る・・・?

 

開咬は、前歯が全く働いていない状態であり、徐々に奥歯への負担が蓄積され、奥歯の健康状態から悪くなっていきます。

思った以上に歯への健康に対する問題があるため、治療の必要性の高い状態です。

ではどうやったら治るのでしょうか。

舌癖が原因の場合はMFTを行う必要がありますが、成人の多くの場合はそれだけでは改善できす、矯正治療が必要となります。

また、症状が強い場合は、外科的手術も併用する必要があります。

 

 

もし、こんな症状かも、と悩まれておりましたら、是非当院へご連絡ください。

当院は随時無料相談受付中です。初診相談時は、お口の中をしっかり診て、口腔内写真やレントゲン撮影を行い、分かりやすく動画を使いながら詳しくお話をしております。

お気軽に、ご相談ください。

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日付:   カテゴリ:医院Blog, 矯正治療関連

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