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南千住小児歯科矯正歯科のブログ

正しい磨き方とポイント

こんにちは😃南千住小児歯科矯正歯科の歯科衛生士のYです。

前回は、お口の健康は全身の健康にも影響すると言うことや、汚れが溜まりやすい場所などについてお話しをしました。

では、実際にどのようにすればしっかり磨けるようになるか詳しくみていきましょう🔎✨

前回のおさらいをすると、正しい磨き方のポイントは3つ有りました。

 

★正しい磨き方とは??👄★

ポイントはこの3つ!!

➀歯の面に歯ブラシの毛先を直角にあてる。

➁力をかけすぎない。

➂歯ブラシの毛先がパラパラと動く様に動かす。

でしたね🪥

 

では、鏡を見ながら一つ一つ確認していきましょう🪞

 

ポイント➀歯の面に歯ブラシの毛先を直角に当てる

基本歯周病が重度ではない限り歯ブラシの毛先は平らでフラットなものが良いでしょう。

1番皆さんが勘違いしてしまっているポイントで、

歯周病が重度ではない限り、歯ブラシの毛先は歯茎に向けたりしなくて大丈夫なのです!!

歯茎の中の汚れを取らなくていいの??と思ってしまいがち、、

でも歯茎の上の汚れを取れていれば、そこまで歯周病が進行することはないのです。

逆に歯ブラシの毛先が斜めになっているとよく汚れが落ちないので、歯周病が悪化してしう原因になります😱😱

ポイント➁力をかけすぎない。

歯磨きは力を加える事によって汚れが落ちる!!と思いがち。

汚れは力で落ちるのではなく、歯ブラシの毛の動きで取れているのです。

力をかけてすぎてしまうと歯ブラシの毛先が広がってしまったり、歯ブラシの毛先があまり動かないので、汚れがよく落ちません。

 

↑力をかけすぎてしまっている写真です。この様に歯ブラシの毛先が曲がってしまい、左右に動かしてみても歯ブラシの毛先はあまり動きません。

↑正しい力で持てていれば、歯ブラシの毛先が広がったりしませんので毛がパラパラと動きやすくなります。

ポイント➂歯ブラシの毛先がパラパラと動く様に動かす。

歯ブラシの動かし方は難しく動かす必要はありません。

微振動を加えたり、クルクルさせてみたり、色々な動かし方がありますが、1番汚れが落ちやすい動かし方はいたって簡単なのです。

 

↑の写真のように横磨きの場合は、左右に動かします。

↑の写真のように縦磨きに場合は、上下に動かします。歯の面と歯ブラシの毛先がぴたりと(90度)くっついているか確認しましょう。

この時に、歯ブラシの毛先が動いているか確認してみましょう。

動かし方が細かすぎてしまうと歯ブラシ毛先があまり動かないので、微振動にならないようにしましょう。

★歯ブラシの選び方★

➀歯ブラシの毛先は平らでフラットなものを

重度の歯周病ではない限り歯ブラシの毛先はフラットで平らなものをおすすめします。

歯ブラシの毛先がギザギザしていると、歯とブラシの間に隙間があるので効率よく磨けません。

フラットで平らの物であれば歯の面にピッタリ当たるので一回のブラッシングでより多くの汚れが取れ、細かいところもしっかり磨けます。

 

➁歯ブラシのヘッドは小さい方が細かい所をよく磨ける!!

歯ブラシのヘッドがあまりに大きいと細かい所は磨き残しが多くなります。

電動歯ブラシも正しく使用出来ればとっても良いですがヘッドが大きいものが多く、磨き残してしまうことが少なくありません。返って手動で磨いた方が上手に磨けることがあります。

大きいヘッドは、いっぺんに磨けるので朝忙しく時間がない時に良いですが細かい所を磨くのには適していません。

一日一回はヘッドが小さいもの(又は普通サイズ)でしっかりと磨くようにしましょう。

 

➂歯ブラシの毛は、ナイロン製のものを

稀に、馬の毛を使用した歯ブラシなどがありますが、乾きにくく衛生的に悪いのであまりおすすめしません。

高価なものだからといって必ずしも良いものではない場合もあります💦

 

★補助用具を上手く使って虫歯・歯周病を予防しよう!!★

 

歯ブラシだけでは約4割程の汚れが、歯と歯の間に残っていると言われています。

歯についている歯垢(細菌の塊)はなんと人の便と同じぐらい汚い!!

と言われております😱😱なので同じぐらい臭うということです。

歯垢は24時間経つと、この口臭や虫歯、歯周病の原因となる毒素を出します。

一日一回は歯と歯の間の歯垢を取らないと、どんどん歯周病は進行していってしまいます。

そこで登場するのが歯間ブラシやフロスです。

歯の面に沿わす様に汚れを落としましょう。歯と歯の面の汚れが取れる事により虫歯や歯周病予防になります。

食べた後に毎回行う事が理想ですが、最低一度でも良いので、是非トライしてみましょう。

★まとめ★

定期なクリーニングのみで歯周病の進行は止められません。

ご自身の協力が必要不可欠で、定期的なクリーニングはあくまでも補助的な役割でしかありません。

一日一度の正しいブラシッングと、歯と歯の間の汚れ落としを行う事が重要です。

30代、40代、50代と年齢を重ねることにより抵抗力も弱くなって行くので歯を失うリスクも高くなります。

そうなる前に、今のうちに練習をしておきましょう。

継続することが目標になります。

いきなり慣れていないのに1日1回を目標にしてしまうと、疲れてしまいやめてしまう事が多くあります。

まずは、1週間に1回目標にして、余裕が出来れば回数を増やしてみましょう

最終的に1日1回の目標が出来ればとてもいい事です。これが出来れば歯茎の状態も重度でなければ1〜2週間程で改善していきます。

定期的なクリーニングとご自身のご協力で歯の寿命は約3倍にも上がると言われています。

何かあってから、ではなくなる前に予防していきましょう。

 

 

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日付:   カテゴリ:未分類, 歯科衛生士Yさんの矯正日記

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