こんにちは😃
歯科衛生士のKです。
私の矯正治療はまだ続いております。
矯正治療をスタートしてから約1年半経ちました(><)治療も順調に進み終盤になってきました✨✨嬉しい〜!!!!ですがまだ隙間が残っています。中々閉じない隙間( ; ; )
一生の間の1、2年と思えば短いと思いますが、治療中は長く感じるものですね…
早くブラケットを外して、お食事を楽しめるようになったり、口元を気にせずに笑いたいです!
頑張れ私の歯🦷
さて、今日は矯正は何歳から開始出来るのか?もしくは何歳からでも出来るのか?
適切な時期についてお話ししていきたいと思います。
結論から申し上げると矯正治療は歯列の状態や現在の生活環境、遺伝的要因などにより異なります。口の中の状態は一人ひとりちがうため、一概に「開始は何歳から」と断定することはできません。ですので、必ずしも何歳から始めなければならない、何歳までしかできないという訳ではございません。
逆にいうと矯正歯科治療はいつからでも始められるのですが、もっとも理想的なのは「あごが成長段階にある幼児期から矯正歯科医が定期的に観察していくこと」です。なぜなら、歯並びや咬み合わせの問題は、歯の土台となるあごの形や大きさが大きく影響します。成長の過程から観察する事で良い状態へ導きやすくなります。
状態に応じて早く始めた方が良い場合や経過観察すべき場合があります。
不安な方や気になる所がある場合は、一度相談に行く事をおすすめします。
気になる所が無い場合も、小学1、2年生になったら一度相談へ行く事をおすすめします。一般的には上下の前歯が生え揃う頃が積極的に治療を開始する時期として丁度良いです。
ところで、矯正治療で一期治療と二期治療という言葉を耳にした事があるかもしれません👂
ではいったいどの様な意味なのかご説明していきたいと思います!
一期治療(小児矯正と呼ばれる事も)
混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)に行います。この時期に歯の並びを正すことは多くのメリットがあります。成長発育をしている段階は顎のバランスを整えやすく、歯の生えるスペースをキープしやすいのが特徴です。歯並びが悪くなるのは、おもに歯の生えるスペースがないことが原因で起こります。
一期治療では、成長を利用して歯列や顎の骨を広げることが可能です。一期治療で土台を整えることでこれから生えてくる永久歯のスペースをキープします。
また、歯並びの問題は指しゃぶりや口呼吸などのクセを持っていることでもなりやすく、早期の矯正はこれらのクセを直すことにも繋がります。一期治療は口周りの筋肉を鍛えたり、悪習癖を取り除く事も目標にします。
子供は適応能力も高いため、治療後の歯や歯茎、筋肉が早く馴染んでいくのもメリットです。第一期に矯正を行なうことは正しい顎の成長を促すことでもあり、将来的に歯を抜かなければならない確率を下げることに繋がります。また、大人になってからの矯正治療の必要性が減少します。
第一期矯正治療で成長の誘導を行っても解決できない問題が残る場合は、第二期治療での改善が必要となります。
まとめると、成長期に顎の骨の形を整える治療です。
一期治療は一般的に6歳ぐらいから始めることができますが、「早く始めれば良い」というわけではありませんので歯科医の診断が必要になります。
ケースによっては経過観察で二期からの治療となる場合もあります。
二期治療(成人矯正)
永久歯が生え揃ってから行う矯正で、いわゆる成人矯正と同じです。永久歯が生え揃うのは、第二大臼歯(12歳臼歯)が萌出するころ、つまり小学校高学年から中学校(12〜14歳)で、二期治療はそれ以降に開始します。
つまり、永久歯が生え揃ってから歯を移動させて歯並びを整える治療です。一期治療なしで二期治療(成人矯正)から矯正治療を始めることもあります。
つまり大人になってから(永久歯に生え変わってから)の歯列矯正は初めから二期治療に当たります。
大人になってからはいつから始めても良いですが、年齢を重ねていくほど個人差はありますが、代謝が落ちてしまうため歯の移動にも時間がかかります。とくに男性の場合は骨が硬く、歯が動きにくい場合があります。
また、重度の歯周病により支えている骨が無くなってきている場合には治療が難しい場合もございます。
歯の健康状態が良好で、支えている顎の骨がしっかりしている状況にあれば、基本的に年齢制限はなく受けていただくことができます。
ただし、年齢と共に支えている骨が少しずつ痩せてくるので、歯茎が下がるリスクを伴う確率が上がります。
ですので、可能なら健康で若い内に始める方がおすすめです。
一期、二期治療についてまとめると、
一期治療でしっかりと顎の骨格の土台作りをし、ニ期治療で歯並びをきれいに整える
という流れで矯正治療を行うことで、将来、よりきれいな歯並びになる可能性が高くなります。ですから一期治療とニ期治療はセットとして考えていただくとよいでしょう。
また、一期治療を受けておくことで、そうでない場合に比べ手間をかけずに永久歯を矯正できるため、時間や費用などを抑えることも出来ます。
ここで
当院で使用する装置についてご紹介します。
一期治療では状態に応じて様々な装置を使用します。たくさんの種類がありますので、状態に応じて装置をいくつか使用する場合もございます。
顎外装置 主に就寝中に使用します。どの装置も帽子をかぶって寝るようなイメージです。 ① ヘッドギア
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顎内装置 お口の中に装着する装置です。 取り外し式装置主に就寝中に使用します。 固定式装置装着したら、その効果が出るまで外せない装置です。 |
装置の詳しい内容は当院のホームページで見ることが出来ます!
気になる方はチェックしてみて下さいね✨
ニ期治療で使用する装置はワイヤー矯正やマウスピース矯正等が適応です。
こちらもホームページをチェックしてみて下さい!
矯正治療の始めるタイミングについて少し理解が深まりましたでしょうか?
早めに始めた方が良い場合、経過を見ていった方が良い場合がありますが、適切な時期に始められると治療負担も減るかと思います😊
当院では無料相談を行なっていますので、お気軽に一度ご相談下さいね。
皆さんのご来院をお待ちしております。
ではまたお会いしましょう〜(*^^*)