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南千住小児歯科矯正歯科のブログ

矯正治療start☆彡

はじめまして!皆様こんにちは。
南千住小児歯科矯正歯科で勤務している歯科衛生士のYです。

当院にて歯列矯正を始める事になりました!
当院では3人目になります!
体験談や、治療などについてこれから日記にしていきます。
少しでも皆様の参考になれたらなと思います😌

矯正治療を始めた理由は、
出っ歯(上顎前突)がコンプレックスで、笑う時はいつも口元隠すようになってました。
口元を気にせずに思いっきり笑いたい!
綺麗になりたい!と思い矯正治療を始めました。

口元を気にするようになったのは、
私が小学生の頃。
周りの友人達が矯正をしているのを見て、私も矯正したら可愛くなれるのかなー、、と小さい時なりに悩みがありました(笑)
大人になった今、その悩みは強くなり、
何気なく撮った写真や記念撮影の時も口元が気になるようになり、自分が写真に撮られるのが嫌でした。
沢山写真を撮られる結婚式👰‍💍までには笑顔が綺麗な歯並びで写真を撮られたい!!と強く思い矯正をする事を決意しました。

今回が初めての矯正!ではなく、
実は以前に矯正治療を1年程していました。

矯正始める前の歯並びがこちら、、

上顎第1小臼歯(前から4番目の歯)と両側、

下顎第2小臼歯(前から5番目の歯)を抜歯して、ワイヤー矯正で歯を後ろに下げ、前歯を引っ込めるという治療

こう見るとかなり出っ歯が目立ちますね、、私の家族からはディズニーキャラクターのスティッチのようだといつもからかわれていました(笑)

1年程矯正した後の写真がこちら!!

だいぶ出っ歯が治ってきた!!?

あとは抜いたところの隙間を埋めるだけ?の様に見えますね!!

けれど、、

 

⚠️衝撃!矯正した歯を矯正で元に戻すことは難しい?!⚠️

前歯が引っ込みすぎた!!ええーー!!( ;∀;)

なんとコンプレックスだった前歯を治したつもりが、、

今度は、なんと引っ込みすぎてる!(ラビッティング)と言われました。まさかのまさかです、、

※ラビッティングとは上の前歯が舌側に過度に傾斜しすぎて、うさぎの歯のように長く見えることを指します。 舌側からの矯正治療では唇側に比べ、この現象が起こりやすい傾向です。

当時の医院で矯正していた時は私自身も気づかなかったのですが、当院の院長に見て頂いたところ、矯正の力のかけ方に問題があったそうなのです、、

このようになってしまった場合元に戻すことは難しいそうです、、

医院選びは大切だと言うことを身に染みて感じました😭😭

では、今後の治療計画についてお話ししたいと思います。

まずセファロ分析についてです。

当院のセファロ分析について、という記事も併用して読んでいただくとわかりやすいと思います。

私のセファロ分析はこちらです。

 

青い枠より赤い線が右側に突出している箇所は平均値より過剰、左側に突出している箇所は平均値より不足している事を表しています。

私の場合は、

●Mandibularpl.toSN 頭蓋底に対して口蓋平面が平担

●Gonial angle (下顎角が小さい)

●U1toSN   (頭蓋底に対して上顎中切歯が、かなり唇側傾斜)

U1toFH  (FH平面に対して上顎中切歯が、かなり唇側傾斜)

これらが平均値より不足しています。すなわち前歯が平均値よりも舌側傾斜しているのが分かります。

それに伴って、interincisal angle (上顎中切歯歯軸がかなり唇側傾斜) が平均値よりも過剰です。これはU1toSNとU1toFH が平均値よりも不足しているためこの数値が大きく出ます。前歯がうさぎの歯のように見えるの理由の一つです。

私の治療計画は、上の歯列を後ろに下げることで正常な嚙み合わせになるように目指します。まずは、

①カリエールによる臼歯遠心移動

をします。矯正治療の様々な場面で、スペースを新たに確保する必要性が生じます。

カリエールという矯正治療は、ブラケットやインビザライン(マウスピース矯正)治療の前治療として使用する装置です。全ての歯を動かす前に、犬歯から臼歯まで正しい位置関係にすることで、効率的な治療が可能となります。

なかなか動かない臼歯を効率よく移動させ、ワイヤー矯正やマウスピース矯正だけで治療するより30%以上の治療期間短縮が可能な装置です。

なぜ臼歯を動かさないといけないのか???

1.歯が並ぶスペース不足改善のため

2.正常な臼歯の噛み合わせにするため

です。

カリエールでの治療

カリエールは上の金属の棒状の装置がカリエールです。(当院では目立ちにくい透明のカリエールもあります。)

最もオーソドックスなのは、下の写真のように、3番(犬歯)から6歳臼歯に接着固定します。3番からゴムをかけて力をかける方向に引っ張ります。ゴムは終日使用が原則です。

そうすることにより写真のように上の臼歯には全体的に後方への力が伝わります。これで正常なかみ合わせに直していきます。

②ワイヤーによる矯正

臼歯を遠心にしたことにより前歯の方に隙間ができます。その隙間を埋める為にワイヤー矯正で直しています。

今後の治療経過などはまた後ほど載せていきたいと思います♪

それではまた〜!

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日付:   カテゴリ:歯科衛生士Yさんの矯正日記

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