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南千住小児歯科矯正歯科のブログ

MFTセミナー第2段✨

こんにちは😃

 

 

先日MFTセミナーを受講してきたことをご報告しました。

今回はMFTセミナーの第2回目を受講してきましたので、そちらで得た知識を皆様にご共有できたらと思います♪

 

1回目のセミナーでは、

MFTとはなにか、

口腔習癖や口腔機能不全とはどの様なものか、

それらがもたらす弊害等についてお話ししました。

前回の記事を読んでいない方は、是非目を通して見てください。

↓↓↓

MFTセミナーを受講しました☆

 

 

2回目のセミナーでは、MFTの実践方法を学んできました!

 

そちらについて今日はお話したいと思います。

 

MFTは目的によって行うトレーニングが変わってきますので、誰もが同じトレーニングを行うわけではございません。

 

個人で行うプログラムは変わってきます。

何のために行っているのかを理解して行うことも大切です。

 

舌の筋力強化のために行うもの

嚥下のテクニックをあげるために行うもの

また、習慣化するために行うもの

口腔周囲筋の強化のために行うもの

 

など項目はさまざまです。

 

ではいくつか簡単にトレーニング法を紹介します。

ただし、実際にトレーニングを行うには歯科医師や歯科衛生士から一度きちんと指導を受けてから、自宅でトレーニングを続けることをおすすめします。

 

ではまず、舌のコントロールのトレーニングです。

 

皆さん今舌はどこにありますか?

実は…無意識時の舌の位置はとても大切です。

スポットという言葉を歯医者さんから聞いたことがあるかもしれません。

舌先はスポットにあることが絶対です!

 

スポットとは上の前歯の歯と歯茎の境目から3ミリ後方の膨らみをさします。

この辺りです!

 

舌が下に下がっていたり前歯に押し付けてしまっていたりした方も多かったのではないでしょうか?

 

スポットを常に意識してそこに舌を保てるようにしましょう。

 

アイスの棒などでスポットに軽く押し当て位置を意識して、その後に舌尖をスポットにつけるのを5秒間行いましょう(5〜10回)

 

こちらは基本中の基本になりますので、頑張りましょう💪🔥

 

では他の舌のトレーニングもいくつかご紹介します。

 

★ファットタングスキニータング

手順

 

1 口を開け舌を平にし、静止させます

2 舌を前方に出し、静止させます(5~10回繰り返す)

 

 

※舌は歯や唇ではさまないでください。

舌の力を意識します!

舌は出来るだけ緊張させたり、弛緩させたりして、形がはっきりわかるように行いましょう

中には舌を平らにするだけでもきつく感じたり、難しくて出来ない方もいらっしゃると思います。

トレーニングを繰り返し行うことが大切です!

 

★ディップアンドスティック

先程のトレーニングの応用です!

舌尖の力が弱い方に効果があります。

アイスの棒などを使用して行いましょう。

 

手順

 

1 スティックを口の前に垂直に持つ

2 舌を前方に出し舌尖を尖らし、舌とスティック両方で3秒間押し合う

3 スティックを離し、唇を閉じ休む

5〜10回繰り返しましょう

 

※舌は垂直に突出させ、スティックと直角になるように行います

舌は歯や唇ではさまないようにしてください

 

★リップトレーサー

 

手順

舌を尖らせて口角におき、反対側の口角に向かってゆっくり上唇の輪郭をなぞる(5〜10回)

10秒かけて反対側につくようにしましょう。早すぎては効果が薄まります。

※舌は同じ速度でなめらかに動かすように意識します

★ポッピング

1 舌尖をスポットにつけて、舌全体を口蓋に吸い上げる

2 口を大きく開けて、舌小帯をできるだけ伸ばす

3 下で口蓋を弾くようにし、ポンッと音をたてる

5〜10回繰り返します

 

※舌は左右均等に吸い上げるようにしましょう

舌尖はスポットにつけ丸まらないようにします

 

 

一部をご紹介しました。

 

舌はとても大切です。

舌癖かあることにより、歯列や咀嚼嚥下に影響を及ぼしてしまいます。

 

舌癖が原因で起きることとして…

出っ歯になる

上前歯と下前歯の間に隙間ができる(開口)

上下の歯が噛み合わない歯並びになる

空隙歯列、反対咬合など

発音が悪くなる(舌足らず)

きちんと物がのみこめない

などがあります。

 

舌癖の原因として考えられる要因には

扁桃腺肥大やアデノイド、鼻炎等で鼻呼吸が出来ず口呼吸になっている

指しゃぶりを長くしていた

舌小帯が短い

姿勢が悪い(猫背)

これが全てではありませんが、一例です。

 

実は、歯並びは私生活がかなり影響しているのです。姿勢や口周りの筋肉、呼吸法などそれぞれ全てが実は紐づいています。

 

前回のブログでもお話した通り一部だけを改善しても根本的な解決にはなりません。

 

 

 

総括して治して行けるようにトレーニングを頑張りましょう✊✨✨

トレーニングと思わず習慣化がさせることがとくに重要です!

 

最終目標として欲しいことは

舌尖はスポットにあること

舌全体はリラックスして口蓋についていること

唇はリラックスして軽く閉じ、鼻呼吸ができていること

です。

 

癖や習慣は長年かけて身につくものなので、すぐに改善するのは難しいかもしれませんが、とにかく意識して繰り返すことが大切です。

 

口腔周囲の筋肉が整い正常な鼻呼吸や姿勢が身につくだけで、顔貌も変化してきます。

 

MFTは中々成果が出ているのか分かりにくく、モチベーションが下がりやすいです。

ですが、やればやるほど効果はきちんと現れますので一緒に頑張りましょう(>_<)!!

 

 

南千住小児歯科矯正歯科では、無料で歯並びの相談も行っております!

お悩みのことがあればぜひ、1度来院してみてくださいね!

 

それでは、失礼します☺️

 

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日付:   カテゴリ:矯正治療関連

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