最近、初診相談の際に患者様から、よく聞かれることは、「先生はどれくらい医院にいますか?」です。さすがに、月30日はいませんが、週5日は私か槙本先生がいます、とお応えすると安心されます。
矯正治療をしている歯科医院のタイプは、
①矯正歯科専門で矯正歯科のみを行っているタイプ
②一つの歯科医院に一般歯科医と矯正医がいるタイプ
③一般歯科に、月1~2回程度矯正医がきて治療を行うタイプ
④小児歯科専門医院で、小児歯科医が子供の矯正を行っているタイプ
⑤一般歯科の先生が矯正歯科も行うタイプ
⑥大学病院
詳しくは、以下をご覧ください。
https://www.minamisenju-kyouseishika.com/knowledge/clinic_type.html
どのタイプで矯正治療をされるのが良いかは、
⑴矯正医との相性
⑵治療法
⑶治療費
⑷通院のしやすさ
などが、決め手になるのではないでしょうか。
30年前には、矯正医も少なく、大学病院で治療を受けられる患者様が多く、私が大学病院にいた頃は、初診相談にいらしてから、治療が始まるまで6ヵ月待ちの場合もありました。
徐々に矯正医も増え、矯正専門医院や一般開業医で月一矯正日に治療をされる患者様も増えてきました。
最近では、当院のように、一般歯科医と矯正医が常勤している歯科医院も少しずつ増えてきています。
また、患者様もネットの普及により、矯正治療の情報を豊富に入手できるようになり、選択がしやすくなってきています。とても良い事だと思います。
私がオススメするのは、
②一般歯科医と矯正医が常勤でいるタイプの医院
⑴矯正医との相性
⑷通院のしやすさ
だと思います。
矯正治療は、2年はかかりますので、ご自宅から遠いと通院が大変です。また、歯科医院の雰囲気を含めて矯正医との相性が良くないと通院が嫌になってしまいます。
医院のタイプは、月に18日以上矯正医がいる医院を選ばれた方が良いです。装置が壊れたり、外れた場合、月に数回しか矯正医がいないと治療は必ず遅れます。また、痛みがある場合も矯正医が来る日まで我慢しないといけなくなってしまいます。矯正治療には、このようなトラブルが起こりえます。
矯正専門医院もオススメですが、虫歯治療や矯正治療を行う為に抜歯をする場合、他の歯科医院を紹介されるので、知らない歯科医院に行く必要があるので、面倒です。
もう一点、注意するとすれば、明瞭な治療費です。矯正治療において一番トラブルになる事だと思います。矯正治療は自費の為、各医院によって治療費が異なります。また、わかりにくい料金体系ですので、しっかり質問され、ご理解して頂いてから始められて下さい。
例えば、治療費に検査代、保定装置代、抜歯代、調整代、歯のクリーニング代などが含まれているのかは、ご確認されて下さい。全て自費治療なので、ちょっとした費用が含まれていない場合でも、トータルの治療費になると、数万円から10万円近く違ってきてしまします。
日付: 2019年4月20日 カテゴリ:マウスピース矯正(インビザライン), マウスピース矯正外来, マウスピース矯正外来のコラム, 医院Blog, 矯正治療関連, 矯正装置, 表側矯正・裏側矯正