東京都荒川区南千住4-7-1 BiVi南千住2階 南千住駅すぐの矯正歯科
上下顎前突(口ゴボ)とは、上顎と下顎が正常な位置より前方にある状態のことを言います。口元全体が前に突出しているように見えます。
原因は上下の顎骨の前後径が大きいこと。遺伝による場合です。あるいは、口呼吸をしていて普段から口を開けていることが多い人や、口の周りに筋肉(口輪筋)が弱い人の場合、唇からの歯にかかる力が弱くなり、舌で歯を押していることによって前方に向かって歯が生えてしまうことが原因と考えられます。
本来なら、そう生(がたがた)になるはずが、前歯が前に押し出され、大きな歯列になり、見かけ上は綺麗に並んでいますが、口元が出ている状態です。
・ ヘッドギア
・ 拡大床
・ クアッドヘリックスとバイヘリックス
上下前突は成長によって上下の顎がより前に出てしまうことが多いです。
当院の小児矯正では、原因の一つである舌や口の周りの悪習癖を治すトレーニング(MFT)を行いながら、お子様の成長を利用してその子の理想の顎骨の大きさ、さらに上下の顎の良いバランスへ成長を誘導することで、上下顎前突を改善します。
その後、第Ⅱ期治療が必要かを検査診断します。 成長を利用した顎の大きさと歯の良いバランスは、歯だけの矯正治療と違い後戻りしづらいです。
大人の場合、どの程度、前歯を下げられたいかが重要です。
4本抜歯して治療した方が良いか、非抜歯で拡大、奥歯を後ろに移動させたり、スライスして治療するかです。
抜歯治療 (上下顎左右4本抜歯) 赤い歯を抜歯します。一般的には、上下顎左右第1小臼歯を抜歯する事が多いですが、上顎第2小臼歯、下顎第2小臼歯を抜歯する事もあります。 虫歯の状況によっては、将来的に抜歯になってしまう事が予想される場合、その歯を抜歯する事もあります。大人の場合、あまり下げすぎると、ほうれい線が早く深くなる可能性があります。 |
非抜歯治療 ① 拡大 ② 奥歯の遠心移動 ③ I.P.R.(スライス) |
治療前 | 治療後 | |
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治療後 |
主訴 |
上下顎前歯の隙間と上と下の前歯が出ていることが気になる |
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年齢 |
30代 |
期間 |
1年 |
治療費 |
900,000円 |
30代男性、上下顎前歯の隙間と上と下の前歯がとても出ていることを気にされ来院されました。検査診断の結果、上の前歯の唇側傾斜によりオーバージェットが15mmありました。このように唇側傾斜されていると、シリコン印象は大変ですが、光学印象なら簡単です。
患者様は、アフリカの方で、数年は日本にいらっしゃるとの事で治療を開始しました。インビザライン治療では、アラインテクノロジー社の患者様ナンバーがあり、将来帰国されても、そのナンバーを転院先の先生に伝えれば、今までの治療計画がわかり、スムーズに転院が可能です。ただ、転院先では別途治療費がかかるのが一般的です。アライナーを完璧に使用して頂き、とても早く上下顎前突と空隙歯列が改善されました。
空隙歯列は、後戻りしやすいので、バーチャルCチェーンというシステムがあり、空隙閉鎖の症例に対してのバーオーバーコレクションをしました。患者様には、good dentist と褒められました。
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