東京都荒川区南千住4-7-1 BiVi南千住2階 南千住駅すぐの矯正歯科
矯正治療は、富士山登山と似ていると思います。
私も46歳の時に一度は富士山に登りたい思いから、スタッフに声をかけ、挑戦しました。5合目から登り始め、最初は元気で順調に登り始めましたが、普段の不節制が災いし直ぐにペースダウンしてしまい、徐々に遅れ始めてしまいました。8合目の宿に着いた順番は、年齢順でした。若いほど早く、私は先頭から遅れること30分でした。
明朝、8合目から御来光を見て、感動しました。ここで、下山しても良かったのですが、更に山頂を目指し、登り続けました。あいにく、山頂の天候は悪く、お鉢巡りはできませんでしたが、頑張って山頂まで登ったのは、大満足でした。
矯正治療に言い換えますと、8合目までが第Ⅰ期治療です。ここまでの治療で、かなり満足できるますが、さらなる満足を得る為に、第Ⅱ期治療を行います。私は1泊して2日で富士山登頂をしましたが、1日で登ってしまう人もいます。第Ⅰ期治療と第Ⅱ期治療をまとめて治療を行うようなものです。治療期間は短くなりますが、身体が酸素の薄さに慣れないで高山病になるように、治療も痛みなどが起きやすいとも言えます。
また、登頂若いスタッフほど早かったように、矯正治療も若い患者様ほど、歯が移動しやすいです。
さらに言えば、一生で、富士山に登る人と登らない人がいるように、矯正治療も絶対にしなければいけない事ではないと思います。ただ、富士山に登るのは、とても大変で、費用もかかりましたが、大満足でした。
歯と噛み合わせには、たくさんの役割があります!
① 食べ物が良く咬めます
食べ物を噛みきれ、よく噛める事で、食べ方も綺麗になります。また、消化吸収も良くなります。
② 味がわかります
咬むときには、歯ざわり、歯ごたえといった食感が、美味しさを感じます。
③ 発音が良くなります
歯並びが悪いと、正しい発音ができなくなる事があります。
④ 審美的に良くなります
明眸皓歯 (めいぼうこうし)という四字熟語があるように、白く美しい歯並びは美女の形容です。
⑤ 力を調整できます
重い物を持つ時に、歯をくいしばるように、噛み合わせが良いと力を発揮できます。
このように歯と噛み合わせ(歯並び)はとても重要です。
しかし、残念ながら、歯に関する治療はいまだに、必要に迫られてからしかされないという方が多いです。虫歯や歯周病などの病気は初期段階でほとんど自覚症状がなく、痛み出た段階では、かなり進行している事があります。また、このような場合には、治療は大変です 。
早期発見、早期治療がとても重要ですので、健康診断の一つとして、歯科の定期検診を受診される事をお勧めします。
若いころは問題がなくても、年齢を重ねるとともに免疫力は落ち、歯を支える歯槽骨は衰えていき、それによって歯が抜け落ちてしまうこともあります。
年齢を重ねるほど、歯の大切さに気づきます。日本では、医科と異なり、歯科診療に関して「予防して虫歯を防ぐもの」ではなく「虫歯になったら歯を治すもの」という考えがいまだに根強くあります。しかし、一度虫歯治療を施した歯は再発を招くリスクが高く、再発してダメになっていく負の連鎖が起きます。
虫歯になりやすいから、なったわけで、一度治したからといって、もう虫歯にならないのではありません。虫歯になった歯は、また、虫歯になりやすいのです。
虫歯や歯周病になりやすい大きな原因は、歯並びです。どんなにご自身で歯のケアをしても、歯並びが悪いと食べカスが溜まり、歯垢になり、歯石になります。老人に八重歯の方を見かけないのは、虫歯や歯周病になり、抜歯して治療してしまうからです。
小児のうちに歯並びは治してしまう事をお勧めします。ーお子様の歯並びを、いつか治してあげようと思われているなら、成長が利用でき、歯が動きやすいうちに!大人になってから大変な苦労をしながら矯正をした人や、虫歯で歯を失うことになったご両親様はきっと思ったことがあると思います。
「子供のころに矯正をしていれば」
「子供のときに予防歯科のことを知っていれば」
「自分の子供には同じ思いをさせたくない」とも思うものです。
確かに矯正治療は、親は治療費、子供は時間と労力がかかります。ただ、その分、歯を大切にします。また、そういったご両親様の気持ちは、子供が大人になるほどによくわかるようになり、矯正治療をしてくれたことの感謝を持つ患者様がとても多いと感じます。子供のデンタルIQを高め、予防歯科を続けていくことで、大人になってからも虫歯や歯周病で困らない生活を送れるのは、とても重要だと思います。
また、これからは「歯の見た目」はますます大事になると思います。インターネットの普及により、国際的な常識が普及してきています。昔は、日本では歯並びを比較的気にせず、八重歯が可愛いと言われてましたが、これからは歯並びが悪いことで不利になることがある時代になってきています。
例えがおかしいですが、タイガーウッズにゴルフをさせた親がいなければ、タイガーウッズは生まれなかったし、イチローさんにチチローさんが野球をさせなければ、イチローさんは生まれなかったのです。
これからの時代は、歯並びが益々大事になると思います。
ご両親様が、お子様の歯並びが気になられた時は、ぜひ一度無料相談を受診して下さい。
子供の矯正治療(子供の歯がある時期に行う治療)は、第Ⅰ期治療 + 第Ⅱ期治療になります。
第Ⅰ期治療は、上顎と下顎の成長を誘導して、第Ⅱ期治療を簡単に行えるようにする為に行うと考えて下さい。
(※ 第Ⅰ期治療で治療が終了する事もあります。)
大人の矯正治療は、第Ⅱ期治療と同じと考えて下さい。
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